【歴史】なぜ採点表は数年ごとに変わるのか?最新版の変更点とは

 こんにちは、Athletics Score 編集部です。

皆さんは、この採点表が数年おき(通常は3〜4年ごと)に改訂されていることをご存知でしょうか? 例えば、同じ「100m 10秒00」でも、2017年版の点数と最新版の点数は微妙に異なることがあります。

なぜ、基準が変わるのでしょうか?

陸上競技は「進化」しているから

最大の理由は、人類の記録が進化し続けているからです。

もし採点表が50年前のままだとしたらどうなるでしょうか? シューズの進化(厚底シューズや高反発スパイク)、トラックの材質向上、トレーニング理論の進化により、昔の「超人レベル」が現代では「一流レベル」程度になっている種目もあります。

特定の種目だけ記録が伸びやすい状態になると、その種目の選手だけが高得点を取りやすくなり、「種目間の公平性」が保てなくなります。

そのため、世界陸連(World Athletics)は定期的に世界中の記録統計を取り直し、「今の時代の難易度」に合わせて係数(A, B, C)を微調整しているのです。

1982年から続く伝統

この採点表の生みの親であるスピリエン博士は亡くなりましたが、現在は息子のアッティラ・スピリエン氏がその意志を継ぎ、世界陸連と共にデータの更新を行っています。

当サイトの計算機は、最新のデータに対応しています。 「昔のベスト記録、今の基準だと何点なんだろう?」と調べてみるのも面白いかもしれません。

特に、近年用具の進化が著しい「400mハードル」や「長距離種目」などは、過去の感覚とズレが生じている可能性があります。

ぜひ一度、ご自身の感覚と実際のスコアを照らし合わせてみてください。

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